例えば、会社の中でプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーと呼ばれるような人、目標達成に責任を持っている人たちは、目標をゴールと設定して、おそらく日々そこまでの道のりを何度も何度も頭の中でイメージして、途中で発生する問題の抜けはないだろうかと考えているのではないかと思います。
リーダーたちの頭の中
もしこの課題がクリア出来なかったら、次はどのような手を打とうかとか、この工程が遅れたら、どこで挽回しようかとか。頭の中はゴールと現状の往復を繰り返しているはずです。
企業の活動の中で、目標とされることは、よく、QCDと言われます。
目標とは、求められる期限までに、求められた費用で、求められた出来具合で結果を出すことですね。個人的な目標はここまで考慮しないと思いますが、企業のマネージャーなどは、このことから頭が離れないはずです。
特に、期限については、想定した課題よりも大きな課題だったり、想定外の課題が発生してしまうと守れなくなってしまいます。
信頼を獲得するには
私も、何度かプロジェクトマネージャーとして、目標の責任を背負って仕事をしたことがあります。その時、一番、気を遣ったのはお客様や周囲の方々と約束した期限を守るということです。実際には守れないリーダも意外と多かったように思いますが、期限を守ることは、とても信用されることだと実感しています。
どうしても不可抗力のような問題も発生しますので、期限を守ることが怪しくなることがあります。その場合は、早め早めに関係部署に事情を説明して、準備をしておいていただく必要があります。直前に日程遅れを宣言することになったりすると、かなり信用を失うことになります。
想定外になる、大きな要因の一つが人ですね。 頼りにしていた部下が突然病に倒れたり、突然やる気を失ったり、想像以上に進捗が難航したり。そのため、部下へのケアはいつも気にしておかないといけない問題でもあります。一方で、予想以上に実力を発揮してくれる部下もいます。
いずれにしても、目標までの道のりを十分に理解していないと、日程遅れの兆候も見逃してしまったりしますので、そのような点も注意が必要です。
イメージの繰り返しで目標が近づく
結局は、イメージ力が大切で、どこまでも、メンタルが大部分ですね。
それから、約束を守るということに関して、打合せなどの会議の開始時間には、ちゃんと集まるとか、自分が司会の場合には、終了予定時間も頭に入れた状態で会議を進めて、予定時間内に終了することも大切です。
長年、会社組織の中で、出世した人やそうでもない人、色々な人を見てきましたが、会議の開始時間にいつもきっちり集まる人は出世され、より大きな仕事をされているように思います。
目標を達成することは大変ですが、一つの目標を計画どうりに達成するごとに、確実に自分自身が成長しますので、部下や自分自身の心をケアして前向きに取り組みましょう。
続けて、お話したいと思いますので、またいらしてください。
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