したいことにどうしても一歩が踏み出せない時の考え方

ポジティブ

目標設定や達成について記事を書いていますが思うようにいかないことも多いですよね。

例えば、長年会社勤めをして来た人が定年を向かえた後、急に目標を失ってしまったとか、目標はぼんやりあるけど、自分とは関係ないとか、最初の第一歩が踏み出せないことも多いですよね。

今回の記事では、そのような一歩が踏み出せるにはどのように考えたらよいかということについて書いてみます。

結論的には、自分の力が及ばない時に、他人や環境の力を借りる大切さについて書いてゆきたいと思います。

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第一歩は踏み出しにくいものだと知る

例えば、定年後に時間が出来て、これまで取り組めなかった趣味を生きがいにしたいとか、カルチャーセンターに通って新しいことを学びたいとか、色々な思いは出てくるものの、実際にはなかなか行動出来ないっていうことがありますよね。

でも、実は、人間の脳自体に、新しいことをしたくない思いが強いらしいです。

新しいことにチャレンジすることは、自分でも気づかないこともありますが、長い人間の生存本能というか、防衛本能と逆らうことですので、実はその本能は猛烈に反対するようです。

そのため、たとえ、色々と目標を立てたり、立てた目標に向かって第一歩を踏み出そうとしても、足踏みしてしまうのは当然のことです。

特に、それが、それまでの人生の中で始めてのことだったり、昔、挫折してしまっていたりで、良いイメージを持っていないことであればなおさらです。

まずは、それが人間の脳の普通の仕組みだということを知って、無理に落ち込んだりしないようにしたいですね。

第一歩を踏み出すためには人や環境の力を借りましょう

人間の脳が現状維持を求めますので、第一歩を踏み出すためには人や環境の力を借りましょう。

お釈迦様の教えでは、このようなものは縁(condition)と呼ばれて言います。

植物を育てる時のことをイメージしていただければ分かるかも知れません。

例えば、米の種であるモミ種さえあれば、米が取れるかというと、そんなものではありません。

まず、土や水を使った苗代といった土台を作り、そこに暖かい気温や太陽の光などの条件を与えることで、ようやく芽を出すことができ、さらには、田植えをしたり、雑草を取ったり、色々と農家の人の手間をかけてようやく米という実を収穫できるものです。

米という漢字は八十八と書きますが、八十八の手間がかかるということからこの字になったという話もあるくらいです。

これら、種が実になるのを助けるものを縁(condition)といいます。

気持ちが弱くても

例え自分の目標に向かう気持ちが弱くても、実行しやすい環境が整っていたり、とても熱心に誘ってくれる人が近くにいれば、一歩を踏み出せたりします。

この縁の力はとても大きく、例えば、真っ黒で冷たい炭でも、超高温・超高圧の環境に置かれれば、ダイアモンドにだって変わりますよね。

不良少年だった人が先生の真摯な指導でみごとに更生するっていうこともあります。

特に、人から誘われるのはとても効果がありますので、何かを始める時には、一人で始めようとせずに、仲間や応援してくれそうな人を探して、励ましてもらえると、第一歩を踏み出すのが楽になりそうですよね。

最近では、関係するYoutubeの動画がたくさんありますので、それらの動画を見たり聴いたりしながら、やる気を出すのはよいことですよね。

まとめ

目標達成や、目標設定そのものに気力が出ずに、第一歩を踏み出せない時には、自分だけで解決しようとせずに、人や環境の力を借りましょう。

世の中のことはすべて、原因と縁とが結びついて結果が出るようになっています。

例え弱い意志でも、関係の良い人から誘われれば、重い腰を上げることができるようになりますよね。

誘ってくれる人がいなければ、youtubeなどで、人の勧めを視聴しましょう。

続けて書いて行きますので、また、いらしてください。

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