忙しいのに幸せを感じられない。捨てると手に入る「捨て活」の効果

ポジティブ

毎日毎日忙しさに追われて、日々何かに追われるように暮らしているってことはありませんか。

人間の欲望には限りがありませんので、放置していると、すぐにぱんぱんに膨れ上がってしまいます。

気が付くと、いつの間にか、あれもこれも手に入れようと必死になっていて、幸せ感が薄いままで、忙しさだけがつのるということになっているのかも知れません。

今回の記事では、思い切って、大きなものを捨ててみることによって、これまで気づかなかったことに気づき、日々の生活を見直すきっかけになるかもしれないヒントを書いてゆきます。

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捨て活の達人ミニマリストの思想とは

最近、ミニマリストの生活スタイルが、生活を整えて幸福感を上げるのに有効だということで、その考えが話題になっていますね。

ミニマリストの思想は、物を減らして、本当に大切なものだけに囲まれて暮らすという考え方です。

人間の欲望には限りがありませんので、放置していると、すぐにぱんぱんに膨れ上がって、

自分自身も気が付かなうちに、あれもこれも手に入れようとして、余裕のない生活に追い込まれてしまっていることもあります。

一方ではテレビは日々消費欲をかきたてますし、世間体といいますか、周囲の常識のようなものにつかっていると、幸せ感が薄い状態で忙しさだけがつのっていることにもなりかねません。

そこで、思い切って、身の回りの物を捨ててしまうと、そこに次のものが入るスペースが空くことになります。

そこで、初めて、欲望やらプレッシャーやらでぱんぱんに膨れ上がってて、自分自身が何かに追い立てられてたことに気づくこともあります。

ものを捨てる効果はそこにあって、ゆとりをもった状態で、つまり、幸せ感を持った状態で暮らすことができることになります。

大きなものを捨ててみると

日々の生活の中で、少しずつものを捨ててゆく心掛けも大切ですが、時に、思い切って、大きなものを捨ててしまうのも、自分自身に気づきを得ることにもなっていいものかも知れません。

単純に物理的なものではなく、「世間体」だとか「とらわれ」だとか「利便性」とかといったものも含まれます。

私も、これまで、何度か大きなものを捨ててきたことに気づきます。

私が30歳の頃は、世の中がバブル景気に浮かれていた頃で当時「地上げ」というような言葉が流行ってて、市街地の家の値段が高騰していました。

そのために、家を持つために、かなりの郊外に住むという人も多くいました。

その中で、私も、かなり不便な郊外に住むことにしました。

しかしながら、そこはかなりの山奥で、電車などの交通はなくて、日々は車だけで生活する生活スタイルです。

近くにはコンビニやスーパーはなく、冬場は雪に埋もれて凍結と戦う生活でした。

車を使うと通勤はなんとか可能で、1時間かからずに出勤は出来ました。

でも、帰りに一杯といった付き合いはなく、夜中に夜にのどが乾いたからといって、コンビニにアイスクリームを買いに行ったりとかも出来ません。

そんな利便性というものをバッサリと捨てたような生活を送ることになりました。

当時、車の走行距離は年間3万キロ。新車を買っても最初の車検の時には10万キロ近くになっていることもありました。

捨ててみて見えてきたもの

でも、大きなものを捨てると、色々なものが見えてきました。

引っ越しをして最初に驚いたのは、夜中に、冷蔵庫の音の大きなこと。周囲が静かなので、冷蔵庫のモーターの音が耳につくんですね。

これまで、それだけ都会のノイズの中で暮らしていたことに気付きました。

山の中なので、周囲は自然一杯で、小鳥のさえずりで目を覚まし、夏はエアコンが不要でした。

冬は強烈に寒かったのですが、ツーバーイフォー住宅の家で、キッチン、ダイニング、リビング、和室を取り外しのできる扉で仕切って、生活空間を小さく使うことで、それなりには暖かく暮らすように、色々と工夫をすることができました。

給湯はもっぱら灯油でした。その当時は安かったです。

また、周囲は田舎町ですから、地元の人とは、密な付き合いも出来ました。

子供たちは自然の中で育てることが出来ました。近くで迷子になっていた野ウサギを飼っていたこともあります。

利便性を捨ててみると、得るものは大きかったです。

まとめ

私の田舎暮らしは、15年で終了したのですが、その当時、都会の利便性を捨てることによって、新たなものに気づくことが出来ました。

その経験は、その後の生き方にも大きく影響したような気がします。

日々の生活に行き詰まりを感じた時には、思い切って何かを手放してみるのもいいかも知れません。

また、そのような「捨て活」の効能を知ることだけでも、日々の生活の中で気づきを得ることもできるかもしれません。

小さなものでも効果はあります。

私は、人生の中で、さらにいくつか大きなものを捨てたように思います。

次の機会に書いてゆきますので、また、いらしてください。

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