老後でも日常の中で楽しみを見つけるコツ スキルの棚卸し

スキル

定年を迎えた人の話を聞いていると、意外と、毎日何をしたらいいか分からなくて、暇を持て余しているということを聞くことがあります。

ゆったりとした時間を過ごすのはいいですが、何もすることがないというような日常を送っていると早く歳を取ってしまうことになりかねないですね。

ここでは、日常のちょっとしたことに楽しみを見つけるコツについてお話ししたいと思います。

結論からいうと、それらは、ある種のスキルですので、自分なりに棚卸をして、得意なスキルを活用することが大切という話をしたいと思います。

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ヒマと思ったことがない

私は、これまで、ほとんどヒマと思ったことがありません。

でも、そのように思えるのは、ある意味ある種の「スキル」ではないかと思うようになってきました。

特に還暦や定年を向かえた人は、これを機会に一度、自分のそのようなスキルを棚卸してみてはいかがでしょうか。

スキルというと、資格を持っているとか、仕事に役立つ能力と思われがちですが、人の話をスルーできるとか、何気ない日常をヒマと思わず何らかの楽しみを見つけてしまうとか、何日も黙っておれるとか、そのようなこともスキルではないでしょうか。

一度棚卸をしてみると、老後の生活に役立つものが見つかるように思います。

趣味に熱中している人は輝く

以前、郊外の住宅地に住んでいたことがあります。

その時、近所に当時70代のおじいさんがおられました。その人は、いつもニコニコと楽しそうで、住民の為に、自治会の規約とかの草案を当時のワープロですぐに作成されてたりしておられました。

年齢を感じさせないほど、頭もよく回り、周囲からも尊敬されているような方て、毎日楽しそうに老後生活を過ごしておられました。

近くで畑仕事をされていたりもしたので、身体も健康なんでしょうが、ある日、お宅にお邪魔した時に、打ち込んでおられる趣味の道具を見せてもらいました。

その人は、廊下に添って設置できるような、細長い木の箱を作って、その中に木の切りくず、つまりおがくずを入れて、その中でカブトムシを育てておられました。

その人の趣味だった訳です。

虫の嫌いな人は、名前を聞いただけでイヤかも知れませんが、男子かいわいでは、子供の頃、カブトムシは、本当にテンションの上がる存在でした。

その思いからか、カブトムシの説明をされている時は、いっそう活き活きとした表情で話をされていました。

カブトムシは飼育して、デパートとかに持ち込めば、多少のお金にはなると思いますが、金銭に寄らず、打ち込めるものがあるというのは、特に老後の人にとっては活き活きと生活する活力になるのかと思います。

スキルは幅広く

そのような、飼育道具を作るというのもスキルですが、それよりも、カブトムシを育てたいと思うことも、特定の人しか持たない立派なスキルだと思います。

そして、そのカブトムシの飼育を生活の一部に取り入れて、楽しみとするのは、仕事をする以上に生活を豊にするスキルではないかと思います。

たとえば、掃除や料理洗濯といった家事など、一つ一つは趣味と言えないようなものでも、その中で得意分野の一つを楽しみにすることも、立派なスキルではないでしょうか。

掃除なども、イヤイヤやっていては、とても、もったいないですよね。

きれいになると気持ちいいですし、おもてなしの心も鍛えられます。

また、心や気持ちを整理する上でとても役にたつことですから、それを理解して、生活の楽しみにできる人は、立派なスキルを持っているということになるのではないでしょうか。

毎日の景色の中にも楽しみが

そういえば、ここのブログで使っている風景画のほとんどは、毎日散歩をしている時に発見した、何気ない風景たちです。

日常生活の何気ないところに、とてもいい風景に出会うことが出来ます。しかも、毎日変化していて、飽きることがありません。

そのようなことを楽しみに出来るのも、一つのスキルかと思います。

まとめ

日常の中で楽しみを見つけ出すのも、家事の中に楽しみを見つけ出すのも立派なスキルです。

スキルの棚卸をすることで、今まで気づかなかった、趣味的なものが手に入り、活き活きとした生活を送ることができるかも知れません。

是非、なにげない日常の中で、スキルと言えそうなことを書き出したりしてみることで、

新たな発見があるかも知れません。

続けて書いてゆきますので、またいらしてください。

いいねやコメントいただけると励みになります。

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