マネジメントの目的は「目標を達成しましょう」を実現すること

目標達成

お釈迦さまの6つの教えの2番目は、「持戒」です。現代語では言行一致。約束を守るということですね。

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目標達成とは

目標を設定するということは、社会や自分自身と約束をすることになりますから、「持戒」とは、「目標を達成しましょう」という意味になります。

「そんな簡単に目標が達成できたら苦労しないよ」と思われる人も多いと思います。はい。約束を守るというのは、そんな簡単なことではありませんよね。例えば、企業の管理職と呼ばれる人達の仕事の大半は、「いかに目標を達成するか」ということに力を注いでおられます。

「マネジメント」ですね。人、モノ、金をうまく管理・結集して、お客様や株主と約束した目標を達成することが経営活動の大きな部分となります。

計画の立案とは

その目標を達成するためには、「計画」が必要ですが、「計画」というと、いつまでに何して、と言うような日程表や工程表を思い浮かべる人も多いと思います。 ですが、「計画」の本質は、目標達成に向けての課題を予測して、その課題をどのように解決してゆくかというプロセスと言えます。

目標を立てたら最低限実施しないといけないことは、課題の洗いだしと、タスク化、そして時間スケジュールを設定することです。 ビジネスの場合は、リスク管理等、他の観点も必要になりますが、今回は一旦絞って説明します。

例えば、ダイエットを目指して5キロやせるぞーと言っても、食事制限するのか、運動するのか、それとも両方するのか、ロングブレスダイエットのように呼吸を整えるとか、精神安定から目指すのか、断捨離をしたら痩せるっていう人もいますし、瞑想でやせるとか、逆にストレスをかけて痩せるなんて人もいますね。

その中で例えば、運動で5キロのダイエットを目指そうとしたら、運動時間が取れるのか、毎日とか続けられるのか、そのモチベーションが続くのか、何を着て運動するのか、怪我の心配はないのか、運動効果はどう計ろうか、寒い時どうしょうか、雨降ったらどうしようか。目標に向かうと課題はたくさん出て来ますよね。その課題を放置したままで運動を始めてしまっても、想定外の課題に直面して、挫折していまうかもしれません。

最初に課題の想定することが重要

それを避けるためには、なるべく、最初、あるいは、行動する早い段階で、なるべく多くの課題を洗いだして、それを想定して、それに対しての対処策を練っておくことが重要です。想定外ということを減らしておくということですね。

すぐに解決策が分からないものもたくさんありますので、それらは、なんとなくのイメージを持っておくくらいでも全然違います。

例えば、先の例で言えば、運動効果はどう計ろうかということに関しては、一旦、毎日体重計に乗るという解決策が考えられますが、それでは体重計に乗るのを忘れてしまったり、乗っても体重をすぐに忘れてしまったりもあると思います。それなら、簡単に記録が取れるようにスマホと連動した体重計を、いついつまでに買おう。とか、SNSで誰かと励ましあって取り組もうとか、色々な解決策を一旦イメージしておくのがいいと思います。

ダイエットを例にしましたが、これって結構難しい目標ですよね(笑)。 何度失敗しても自己肯定感を下げてしまわないようなマインドも大切です。 

次回は、タスク化について、お話してみたいと思います。また、いらしてくださいね。いいねやコメントいただくと励みになります。

コメント

  1. えカニ より:

    ご訪問ありがとうございます

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