目標達成に向かって計画を立てても、予期せぬ課題に直面してしまって、挫折してしまうことってありますよね。
ものごとが計画通りに進まないと、イライラしたり、空回りしてしまうことになり、辛いですよね。
計画通りに進まない一つの要因として、計画時に想定していなかった課題に直面してしまうことがあります。
今回は、想定していなかった課題を早く見つけて対応できる方法について書いてゆきます。
結論としては、計画を立てて実行することで経験を重ねるということと、意図的に課題を予測する訓練が大切と考えています。
計画実行時、なんとなく気になること
計画実行において、なんとなく気なるという感覚はとても大切です。
なんとなく気になるポイントは、
予想外の課題が隠れているのではないかということに気づくとか、
想像していたよりも、課題が大きいのではないかといった気づきです。
これらは、何度も目標達成のプロセスを経験した経験から出てくるもので、これまで計画を立てて実行してきた経験が集約されて、なんとなく気になるという感覚になるのではないかと思います。
したがって、なかなかすぐには身につかないと思いますが、それらを伸ばすいくつかの方法が考えられます。
だろう運転とかもしれない運転
例えば、車の運転をする場合、「だろう運転」ではなくて、「かもしれない運転」が大切だと言われます。
これは、運転中に前方や周囲の確認をして、危険を予測する場合に、例えば、この歩行者は、車が近づくと止まる「だろう」という予測をすると危険で、「楽観的に都合よく予測」することと言えます。
逆に、「かもしれない運転」とは、ひょっとしたら、その歩行者は車道に飛び出してくる「かもしれない」と、予測するもので、これは、「楽観的に都合よく予測」に対しては、「悲観的」(笑)ではなく、「客観的にあらゆる可能性を考えて予測する」ということかと思います。
このような感覚に慣れるには、日頃から、課題の抽出作業に慣れておくことが大切です。
課題に気付く訓練
歩行者が急に飛び出してきて、ヒヤッとしたという経験は、車を運転する方なら誰にでもあると思います。
ヒヤッとした後は、運転に慎重になるものです。
しかし、毎回、ヒヤッとすることを繰り返して経験値を積み上げる訳にはゆきませんので、
日々、「かもしれない運転」に心掛けて、起こるかもしれないことを予測する練習が必要かと思います。
その練習によって、経験値が積み上がり、目標達成においては、なんか気になるというような想定外の課題に早く気づくことができるようになるものと思います。
このように、課題を予測する心掛けをすることで、かもしれないと課題に気づく訓練になります。
生活のノイズに気付いて排除
それから、そのような感覚を鍛えるためには、なるべく気になるノイズを生活から排除する心掛けも大切です。
あまり神経質になるのも良くないですが、気づい時に、排除できないか考える程度でいいと思います。
メンタルなことは、詳しくは専門家に聞いていただくとして、
これまでの体験として、不快なものを遠ざける努力は、気づきの感覚を高める効果があると思われます。
私は、例えば、リビングのテーブルに、ボックスティシュが箱のまま置かれてあったら、生活のノイズを感じて落ち着かないことに気づきました。
部屋を片づけるということは、生活のノイズを減らし、感性を磨くのに役立つように思います。
同じく、最近のことですが、寝室の壁掛け時計の「チッチッ」という刻み音が気になって、音のしない電波時計に買い換えたことがあります。
このように、神経質にならない程度に、気づいたノイズを取り払うようにしてゆくと、
「なんとなく気になる」時に敏感に反応できるようになるのかもしれません。
まとめ
目標達成に向かう時、最初に想定していなかった課題に直面してしまうことがありますが、
それらを早く見つける方法は、計画を立てて実行することを繰り返すことで経験を重ねるということと、「かもしれない運転」のように、課題予測を心掛けることで想定外の課題の予測する訓練できることになります。
また、日常生活のノイズを、気づいた時に取り払うようにしてゆくと、それらの感覚はさらに磨かれます。
続けて書いてゆきますので、また、いらしてください。
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