現在から過去も未来も見通す 結果を予測して不安を減らす

目標達成

将来は、現在の状況に法則を掛け合わせて予測できるという話をしました。

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未来の果を知るには

お釈迦さまは、それについて次のように教えておられます。

「過去の因を知らんと欲せば、現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲せば、現在の因を見よ」とおっしゃっています。

「因果の理法」(因果の道理)という法則にしたがって過去の自分が作り出したのが今・現在の自分であり、今の自分の行いが「因果の理法」という法則にしたがって未来の自分を作り出してゆきます。

過去も未来も今の一瞬に納まりますので、「今」の現状や「今」の自分自身を知ることはとても大切なことになります。ですが、これは、現在から、「因果の理法」によって過去も未来も見通すということになりますから、決して簡単なことではありません。

反省には素直さが必要

禅定には心をしずめて自分を見つめるという意味がありますので、反省には「素直さ」も必要です。また、知恵も必要です。

指導者と言われる人たちが、誤りを素直に認めて、軌道修正する姿は、心を打つものがありますよね。

でも、一方で、軌道修正ばかりしてたら、あっちにフラフラ、こっちにフラフラとなって、目標にたどりつけなくなることもあります。

なかなか結果が現れない時

これまで努力してきて、なかなか改善が見られないと、どうしても軌道修正したくなってきますし、それを言い訳にしたくもなってきます。

ダイエットのための運動でも、1~2週間やっても効果が出ないと、「やっぱりこの運動だけではダメか」とか、「やっぱりこのまま続けても効果ありそうにないなぁ」などと心がモヤモヤして来ますよね。

努力と反省は、ある意味、アクセルとブレーキのようなものですので、反省の仕方を間違えると、ブレーキばかりかかって、前に進めなくなります。

何も考えないのも必要

反省をすると、軌道修正したくなりますので、ある程度の期間を決めて、その間はよほどのことが無い限り軌道修正しないと決めて取り組むのがいいのではないでしょうか。その間は、言葉は悪いですが、「何も考えない」でとにかくやる。雨が降ろうが、傘をさしてでもやる。(笑) 

自分を責めないように

また、反省と聞くと出来なかった自分を責めてしまう人もありますが、自己肯定感を下げてしまうような反省も良くないです。反省は次に改善するために、現状をチェックするものですから、過去に対して自分を必要以上に責めてしまっても、過去を後悔するだけで、未来には進めませんよね。

実感できる量も大切

それから、量の見積もりも重要です。人は、効果が実感できないと、やっぱりあきらめてしまいやすいですから、効果を自分でも確認できるだけの量をこなすことも大切です。

例えば、月100円ずつ貯金するという目標も立派ですけど、もう少し頑張って、月1万円貯金するとした方が、頑張った自分を認めやすいのではないでしょうか。そのように、少し高めの目標をあえて設定することも必要かと思います。

まとめ

今日のまとめです

反省は目標達成にはとても重要なことですが、とても難しいことですので、もっともっと書いてゆきたいと思います。是非またいらしてください。

いいねやコメントいただけると励みになります。

コメント

  1. 真里子 より:

    いつも楽しく拝読しております 心の法則の本昔はまりました 今の自分の出来事は過去の自分の想念の結果ですね 心に未来への良い想念を植えるの大切ですが信じるのが良いみたいですね つい現象の出来事に左右され心が不安、ネガティブ思考に陥りやすく心の舵取りをしなければといつも思います 余計な事書きすみません いつも素敵なブログ有り難うございます

    • えカニ より:

      いつもご訪問いただき、暖かいコメントをありがとうございます。
      目標達成だけでなく、日常のことすべて自分の心とどのように付き合うかが大きいですよね。
      少しでもお役に立てるような情報発信を心がけてゆきたいと思いますので、
      是非、また訪問ください。

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