50歳から英会話を習得した私が、最初にしたトレーニング

英会話

えカニぃが還暦を迎えて、もっと若い頃からやっておけば良かったと思うがいくつかありますが、その一番は英会話です。英会話の習得にはスマートフォンなどのITツール無しにはなかなか難しい局面があるのも確かで、そのツールが私の若い頃には無かったので私の年代にとっては仕方のないことかも知れません。

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英会話習得の魅力

今の若い社会人の方々は、既にその環境が整っていますので、英会話は是非、身に付けていただきたいスキルだと思います。

もともとこのブログは、英会話を習得したいと思っている人に向けて、お役に立つかも知れない、えカニぃの経験や情報を発信させていただきたいと思っていたのものです。ですが、もっと根本の人生好転の話を書いていたら、そちらがメインになってしまいました。英会話に関しては、その話の中に取り混ぜながら、少しずつ書いてみたいと思います。

英会話に関心の無い人も、努力・忍耐の実行から出てくる創意工夫といった観点で参考になるところだけ参考にしていただけたら幸いです。

50歳にして英語が話せない原因を発見

さて、50歳の時に英語をしゃべりたいと本気で思って、その為に必要な情報は何でも仕入れて試してみようと思っていました。よく言われていることではありますが、日本の中学校からの英語教育は、英語をしゃべるという点では全く配慮させていないと言われています。その意味もあまり分からなかったのですが、色々な情報をインターネットで調べたりして、その最も日本の教育の欠陥だと気づいたのが、英語の発音を全く正しく教えてもらっていなかったということです。いわば、全く本物とは違う音を習っていたような感覚です。

日本語と英語は言語の仕組みが違います。

例えば、「さくら」という言葉でも、日本語では、SA・KU・RA(さあ・くう・らあ)というように、必ず母音(ぼいん)を発音します。「声の言語」ということでしょうか。一言一言の母音まではっきりとクリアに発声するのが聞き取りやすい日本語となります。これが正しい日本語の発声です。

それに比べて、英語は、「cherry」チェ・リーというように、母音よりも、子音(しいん)を聞かせる言語です。ですから、末尾までクリアに発声するのではなく、くちびるや舌や歯の間を息が通ってこする時の音を聞かせるのが聞きやすい英語となります。「こすれる音」ですね。「声の言語」に対して、「音の言語」と言うことになります。

しかも、この、くちびるや舌や歯の間を息が通ってこすれる音を出すには、「息」のスピードが大切です。息を思いっきり勢いよく、くちびるや舌や歯のすきまを通って吐き出すことで、「cherry」チェというような音を明確に出すことができるようになります。

日本人が英語が苦手な理由

一般的に、日本人は、息を吐き出すスピードが弱いのですね。思い切って、お腹から息を勢いよく吐き出す、「ブレストレーニング」と言ったらいいのでしょうか。

これが、私が英語をしゃべれるようになった時に最初に行ったトレーニングです。

舌の位置などは、発音の専門書を見ていただくか、ネットで図解で示してあるものを参照にして欲しいのですが、舌を下歯の内側に固定した状態で、勢いよく息を吐き出す。それにより、「s]の音を出します。お腹から勢いよく「すー・すー・すー・すー・すー」っていう感じで息を出します。日常生活の中で、朝起きたら「すー・すー」、出社中に「すー・すー」、車の運転中にも「すー・すー」、お風呂に入っても「すー・すー」みたいに、時間があれば「すー・すー」と息出しのトレーニングをしていました。

トレーニングの効果

この効果はホント大きかったです。「すー・すー」の息を吐き出しながら下唇を噛めば「f」の音になりますし、くちびるを閉じて息で突き破れば「p」になります。舌を上歯の内側に付けて吐き出せば「t」ですね。そんな感じで、英語らしい子音の音を出せるようになりました。このトレーニングを始めてから英語がしゃべれると実感するまで半年もかからなかったです。

努力・忍耐で目標に向かえば、必要な情報に目が止まったり、創意工夫が出てきたりするものです。

目標達成の話も英会話の話も、また続けて書きたいと思いますので、またいらしてください。

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