願いには力があります。何かを始めようとした時、曖昧な目標よりも、具体的に目標を立てることが出来れば、その目標に向かって、確実に進むことができます。ですが、具体的な目標が思い浮かばない時、無理に焦る必要はないと思います。
目標設定に必要な要件とは
具体目標の重要性で言われる場合に、SMARTの法則とよく言われています。
目標は具体的で、数値に現わせられるものにしましょう。と言われます。 もちろんそれに越したことはないですし、納得性もあるのですが、SMARTの法則でのA:Achievable 同意というところにもありますように、本当に自分がやりたいと思っての目標かどうかっていうことも重要です。
もっと大切なことは自分の気持ちと合うかどうか
なんとなーく立てた目標が、実はあまり自分に合っていなかったってことは、よくありますよね。 ダイエットを思い立って一日30分運動しようとか、甘いものを絶とうとか、目標たてたけど、3日坊主で終わってしまったみたいなことはありますよね。
目標が達成できなくても、実際には全く構わないのですが、一番自分自身がダメージを受けてしまうことがありますので、ほんとにほんとに注意してください。
「どうせ自分なんか」とか「また失敗してしまった」みたいに、自己肯定感を下げる気持ちになって、再びチャレンジするとか、成功するまで別の形でチャレンジするとかの意欲も失せてしまったら、それこそ本末転倒です。そうならないためにも、自分が本当に納得できる、自分に優しい目標設定ができるのが望ましいと思います。
目標設定の3つのフェーズ
もう一度、目標設定における3つのフェーズを書きますと、
と、考えます。具体目標はSMARTの法則に従って、数値的な目標を立てるのがいいのですが、本当にそれを自分が望んでいるのかどうかっていうのは、実は、曖昧目標の中にヒントが隠れている場合が多いと思われます。
「整った暮らしをしたい」とか、「カッコよく暮らしたいよなー」とか、「なんとなく社会と関わってゆきたい」とか、具体化しないけども、本当の自分の心の欲求だったりします。その曖昧目標と向き合った後、具体的な目標をいくつか立てて達成できたとしたら、最終的にその喜びを人と共有したり、人のために役にたったりという夢のある目標につながってゆく(昇華目標)ことをイメージしながら、目標と向き合いましょう。
目標設定で目標に一歩ずつ近づく
「整った暮らしをしたい」という曖昧目標があったら、 「一日30分運動」が出来なくても、「甘いもの絶ち」できなくても、ダイエットには成功しなくても、散らかっているゴミを一つ片付けただけでも、目標に一歩近づいていますし、それも出来なくて、なーんにもできなかったら、「なーんもできなかったー」とSNSで人と共有して、みんなを勇気つけることだってできますからね。
せっかくの目標設定で自己肯定感を下げないようにしましょう。
人は生きているだけで尊い
自己肯定感のベースに、人はみんな生きてるだけで尊いという、お釈迦さまのお言葉を紹介します。
人として一つの命が生まれる確率は、1億円の宝くじが100万回連続して当たることに匹敵するとも言われています。 地球上だけでも、数えきれない命が存在してますよね。マンボーという魚は一回に3億個の卵を産むそうです。動物や魚たちの世界は自然の恵みですが、ある意味、毎朝毎晩が弱肉強食の世界です。そんな中で、人間として生を受けたことは、ほんとうに尊い、喜ばしいことだとお釈迦さまはおっしゃっています。
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