幸せの連鎖 日常生活で見つけた小さな幸せたち

ポジティブ

目標設定と達成の話をしてますが、お釈迦さまの6つの教えは、日常生活の心掛けでもあります。六度万行と言われて、6つの中の一つでも心掛けて実行すると、その他の5つも実行したと同じことになるんだそうです。日常生活での善い種まき、幸せを呼び込む種まきですね。

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親切の大切さ

中でも、最初に挙げられている「布施」は、現代の言葉では親切ということになります。笑顔や優しい言葉、ちょっとした心遣いを周囲の人に施すことで、幸せを呼び込むことができるものですね。「徳を積む」と言っている人もおられますね。

先日見つけた小さな幸せ

先日、電車に乗って帰宅してたのですが、外は冬の寒さですが、車内には暖かい日差しが射しこんでて、気持ち良くなって、ついついウトウトしてしまいました。それで、降りる駅をひと駅、乗り過ごしてしまいました。(^_^;)

次の駅で、反対のホームに渡って引き返そうとしたのですが、そこの駅は、地下に向かって、割と急な階段を降りて、地下道を歩いて、また急な階段を昇って反対側のホームに行く構造でした。

早速、地下道に向かう階段を降りようとしたら、お婆さんというか、私より少しご高齢の女性が、片手にキャリーバックを持ったまま、かなり無理な体制でその階段を降りようとしているのが目に入りました。見るからに危なっかしい降り方。

「無理したらあきまへんでー」と思って、思うとすぐ手が出る性格(笑)。「あー、オレが持つよ、持つよ」と、そのキャリーバックを割と強引に奪い取って、階段を持って降りました。

キャリーバック自体は、そんなに重くはなく、片手で軽々と持ち上がるくらいだったのですが、しっかりとした姿勢で持って降りないと階段が急なので危ないです。お婆さん(失礼、少しご高齢の女性)にも随分と喜ばれました。

幸せは連鎖する

ちょうど、地下道に到着したあたりで、5、6人の男子大学生達がガヤガヤと、私達の後ろか雑談しながら降りて追いついてきました。地下道はちょっとした人混みになりました。

人混みの状態で地下道を通って、また、向かいのホームに上がるのも急な階段。「あ、また、持つよ」と、キャリーバックを奪って階段を登り始めました。今度は人が多いので、ちょっとその大学生たちが邪魔(笑)。 その中の一人の男子大学生人が、私達のことが気になったのか、覗き込んできました。彼らにしたら、高齢の私が、高齢の女性のカバンを持つという老々介護に見えたに違いありません。

彼と目が合った時に、すぐ、「あ、キミ、持ってくれる?」と、言ったら、すーと手を出してくれました。「あー、じゃあ今度は若い人に持ってもらいましょう」と言ってお願いしたら、すいすいと持って上がってくれました。無事ホームに着きました。高齢女性も大喜び。

最近の大学生にも、いい子いるんだなーと、すがすがしい気持ちになりました

何よりも、「幸せの連鎖」で、高齢者の私から若者の大学生につなぐことが出来たことが嬉しかったです。幸せの連鎖について書きたいと思って、ふと思い出しました。

周囲に困った人がおられたら、お互い様です。幸せの連鎖は日常生活の中に転がっているのかも知れませんね。

そーいえば、50歳を越えて英語が話せるようになってから、世界の各地に知り合いが出来たのですが、道を尋ねたり、尋ねられたりしたのをきっかけに知り合った人も結構いたりします。

また、続けて書きたいと思いますので、いらしてくださいね。

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コメント

  1. 真里子 より:

    良かったです

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