英会話にもメタバースにも大切な「没入感」、学習効果を高めるイマージョンとは

英会話

英会話習得の話を書きます。英会話に関心の無い方も、目標達成の一つの工夫と考えてみていただければ幸いです。

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英語脳と日本語脳の違い

英語脳が育つと、英語をしゃべる場面で、言いたい言葉が空から降ってくるような感覚になります。まさに、英語で考えている状態です。

イメージを言語化するということに関して、例えば、tennisという言葉を聞いたり見たりした時に、テニスという言葉を思い浮かべたら、これは日本語脳です。

一方で、ラケットを振ってスポーツをしているような姿を思い浮かべられれば、これはイメージで思い浮かべていると考えていいかと思います。

日本人は、長らく英語というと、日本語に訳すクセが根強く、tennisという言葉を聞いたとたんに、ラケットを振っている人よりも先に、どうしても「テニス」という日本語をイメージしてしまう人が多いようです。

それを、そうならないように、意図的に映像イメージを先行させるように訓練することが一つの英会話のトレーニングでもあります。

イメージトレーニングの必要性

そのために、効果的なトレーニングの一つに、自分自身の「動作」でイメージする方法があります。

例えば、先ほどのtennisという言葉に関しても、ラケットを振っている少女を思い浮かべるよりも、自分がテニスコートにいて、テニスボールをラケットで返そうとしている動作をイメージする、イメージトレーニングをすることです。

これは、自分が身体を動かすという頭と身体を同時に使用しますので、記憶に残りやすいです。

この訓練ができると、自然と、「I play tennis.」 と言いながら、ゼスチャーを交えることもできるようになります。これが英会話に必要な英語脳です。

ここでとっても大事な注意点

ですが、その英語脳は、しっかり育つまでは、実はとても壊れやすいという特徴を持っています。

イメージのトレーニングをしている最中であっても、これまで長いこと親しんできた日本語やじっくり考える思考に触れると、たちまち壊れてしまうのです。例えば英会話中に表現できない言葉があった時に、「えー〇〇って、英語でなんて言うの?」と聞いてしまったり、「I like やきそば」とか冗談交じりに日本語を入れてしまったり。実は、このようなことでせっかく育ちかけていた英語脳は、混乱して、たちまちに壊れてしまうものなのです。

英語脳は、しっかりと育てるまでは、本当に大切に大切に育てる必要があります。その、日本語や思考によって壊されずに、英語脳を育てる教育に、「イマージョン」教育といわれるものがあります。イマージョンとは「浸す」っていう意味です。英語の環境に浸して、外の悪影響に触れさせないっていう教育方法です。

語学教育に最も効果的であると言われています。

没入は大切

「イマージョン」、最近のVRの世界で言えば「没入」ということになるでしょうか。

日常生活の中で、一定時間を決めて、その時間は日本語を全く介さないで、英語だけで考え、会話する時間を意図的に作るのが、英会話習得にはとても大切なことになります。

具体的な例でいいますと、英和辞典を使わない。英会話中に日本語を話さない。難しいことは考えない。絵本や単語だけの超簡単な本を音読する。

といった方法が考えられる、自己「イマージョン」教育です。

集中できる環境作りが大切

環境を作るのは、目標達成においてもとても大切なことですから、このような「イマージョン」環境を意図的に作ることによって、頭の混乱を避けることができ、集中して英語脳を育成することができることになります。

目標に向かって進むとき、時に色々な思いを横に置いておいて、一つのことに集中する環境作りということも大切なことです。

目標達成の話の中で、英会話についても、時々書きますので、また、いらしてください。

いいねやコメントいただけると励みになります。

コメント

  1. 真里子 より:

    いつも楽しく拝読しております イメージトレーニングや集中大切ですね 高校時代英語研修でロンドン行く前、何日か全て英語のイギリス人の先生の授業受けました イギリスの英語発音は純粋で聞きやすいので研修や留学はイギリスが良いんですね ホームステイも全て英語で為になりました 余計な事書きすみません 為になるブログ有り難うございます  

    • えカニ より:

      いつも訪問ありがとうございます。 留学経験がおありなんですね。グローバル社会と言われながらも、英語でコミュニケーションできる人はまだまだ少ないですよね。
      経験も教えていただき、ありがとうございます。感想いただけるととても励みになります。ありがとうございます。
      つたない文章ですが、また、ご訪問いただけると嬉しいです。

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