お釈迦さまの6つの教えを通じて、目標達成の話をして、一巡してきましたが、これは、幸せになる為の教えでもあります。
6つの教えは幸せのサイクル
自分の行動が自分の未来を作り出しますので、今、この6つの教えを通じて、努力精進することが、幸せを生みだすことになります。
6つの教えは、一つを実行すれば、他の5つも同時にしたことになるという、実に素晴らしい教えです。
幸せのサイクルを回すようなものです。
気力が出ないとき
しかしながら、心がすさんでくると、人のことを考える気力が起きず、その為の努力もする気にならず、結果的に反省も向上もないということになりかねません。
ですから、この幸せのサイクルを回すには、まず、幸せのサイクルを回したい、回していこうと思う心が必要です。
当然ですよね。 では、この心はどこから出てくるのかということです。
世界的経営者 松下幸之助さんの言葉
パナソニックの創業者で、その経営に関する思想が世界的にも多大な影響を与えてきた、松下幸之助さんは、すべての人間の幸福、喜びを生みだす根源とは、「感謝の心」だと言われています。
『松下幸之助からの手紙 大切な人たちへ』(PHP研究所)の中で、次のようなことを言われています。
「感謝の心のないところからは、決して幸福は生まれてこないだろうし、結局は、人間、不幸になるということですな。感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく。つまり、幸福の安全弁ともいえるものが「感謝の心」ともいえるわけですね。」
そして、
「見方によれば、すべて人間の幸福なり喜びを生み出す根源ともいえるのが、感謝の心ともいえるでしょうからね。」と断言されています。
「あたりまえ」ではなく、「おかげさま」
お釈迦さまの教えでも、
「この世でもっとも不幸な人は感謝の心のない人である」と教えられ、
「恩(感謝の心)を知るは大悲の本なり」といわれて、
「あたりまえ」ではなく、「おかげさま」で日々過ごしましょうと勧められます。
考えてみますと、私達が今日一日生きているということは、多くの人やその働きの「おかげではよね。」
まずは、この世に生みだして育ててくれた両親のおかげですし、どういう間違いでか、戦時中のような死と隣り合わせの時代ではなく、飽食の時代というような時代に生まれ、どこにいても携帯電話で人と話ができる。
科学技術や社会のおかげですが、それを支えてこられた数限りない人達のおかげで、決して「あたりまえ」ではありませんよね。
例外はありますが
「そんなんあたりまえだー」と受け流すことは簡単です。
しかし、そのように「あたりまえ」と考えてしまうと、幸せのタネを失うことになりかねません。
最近は、子供の心身に危害を与える親や、DVということも少なからずありますし、パワハラ、モラハラとかも多くあります。そのようなケースは例外として、
今の自分があるのは、周囲の人のおかげ、家族のおかげ、と思える人は幸せでしょう。
明日を生きる活力となりますよね。
このブログを書いている気持ち
えカニぃは、還暦を向かえ、人生を一周してみて、多くの仲間や、家族や、数えきれない人に支えられてきたことを知らされ、少しでもその恩返しができたらと思うようになりました。
これまでの経験を元に、少しでも生きていく上で、参考にしてもらえる人がいたら、ありがたいです。
先ほどのDVなどの例外は別として、これからの人生、すべてのことに感謝してゆきたいとの思いから、
このブログの副題を、All for Gratitude(すべて感謝)としています。
続けて書いてゆきたいと思いますので、また、いらして下さい。
いいねやコメントいただけると励みになります。
コメント
本日も訪問ありがとうございました