自分軸とか言われますが、生きてゆくのに、自分の軸を持っていると、苦難や色々なことが起こった時にも一定の”ぶれない”判断が出来ると言われます。
自分軸で仕事を選ぶということ
職業を選ぶとか、会社を選ぶというのも、人生における大きな判断ですが、その場合も、自分の軸を持っていると、単に賃金が高いからとか、待遇がいいからといったことではなく、価値観を共有できるかどうかといった判断をすることができますよね。
えカニぃは、長く会社員を続けて還暦・定年を向かえましたが、新入社員の頃は、今でも恥ずかしいくらい、生意気だったように思います。
新入社員の頃、とある試作品を作って効果を確認する仕事をしていました。その当時は、上司に係長がいて、その上に課長がいるという典型的な会社組織でした。
新入社員の頃の恥ずかしい体験
ある日、試作品の作り方に方法がAのやり方とBのやり方とが候補に上がり、どちらが、早く安く作れるか判断に迷っていました。そのことを係長にも相談してました。
次の朝、係長が、課長に話したら、「課長はAにしなさいとのことです」
と言われました。
素直に従えばよかったのですが、その時には、さらに良さそうな、別のCの方法を思いついていました。
今から思えば、Cの効果をしっかりと係長に説明して、理解を求めれば良かったのですが、若気の至りでしょう。
ぶっきらぼうな返事をして、”ひともんちゃく”起こしてしまいました。
まあ、なんと生意気な。
係長がなんとか納めてくれて、事なきを得たのですが、結果的に良い職場だったのでしょう。最近良く聞くブラックな職場だったら、即クビになっていたかも知れません。
年齢を重ねるにつれて、説明の仕方などは、少しずつマシになって、ガチの衝突は少なくなってゆきましたが、基本的には、あまり変わってなくて、上司の言うことや組織の方針は適当にうっちゃりながら、自分軸といいますか、ほぼ自分の向かいたい方向に、仕事を持ってゆくようにしてきました。
面白い仕事は自分軸で
「面白い仕事は上司に隠れてしろ」というのは、SONYの社員達に伝わる、秘かな社是とのことですが、組織の中にありながらも、自分軸を大切にしてゆくことは大切なのではないかと思います。
しばらく前に話題になった、「嫌われる勇気」という言葉がありますが、嫌われることよりも、自分軸を大切にする方がいいかなと私的には考えてきました。
ブラックな職場が最近は増えているようで、そういうことが許されない職場も多いようですが、気持ちは折れずに持ち続けたいものです。
ざんげ
新入社員の時の係長さんとは、今も交流があって、会う度に、その時の無礼を今も詫びているのですが、今思い出しても、恥じ入るばかりです。
自己の表現も方法を間違えると、問題ですね。
続けて書いてゆきますので、また、いらしてください。
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