ちょっと、前のことですが、オンラインで英会話のレッスンを受けていたことがあります。
海外にも伝わる親切の心
Skypeでつないで、主にフィリピン人の講師と話をするものです。テキストは一応あったのですが、私の場合、半分以上フリートークで、いわゆる雑談をしていました。
いずれにしても、いつも最初は、「今日何してた?」くらいの軽いトークから始まります。
ある日、相手はフィリピンの女性講師でした。
「今日は、いい言葉に出会ったのですよ」と話しました。
「If you want to be happy, focus on giving(幸せになるには、与えることだけを考えよう)」
という言葉です。「布施:親切」のお言葉ですね。
そうすると、講師は、「いい言葉ですねー。実は私も日々心掛けているんですよ」と意外な言葉。
そういう人はおられるんですねー。 素晴らしいです。
それから、話は盛り上がり、すっかり親近感を覚えました。
自分の心を振り返る
でも、その人が言うには、「でも、日々心掛けていても、実際は、心から人に親切にしたいって思えないんですよ」と。
日々、人に親切をしようと心掛けているだけでも素晴らしいのに、自分自身を振り返って反省しているって、フィリピンにもこんな人がいるのかと、すごく感動しました。
よくよく話を聞いてみると、本当に真面目に、日々心掛けておられるようです。
「おかげさま」とか、周囲の人に親切にしようという文化は日本だけのものでなく、
そういえば、アメリカなどでは、ドネーション(寄付)という形で、人の役に立つことにお金を寄付する活動をされている人が一定以上おられるようです。
たとえば、アフリカなどの過疎の地に学校を作る活動など、インターネットで活動を紹介すると、支援したいという人からの支援金が集まるそうです。
日本以上に、人のためになることをすることが、自分の幸せだと感じている人が多いのかも知れません。
人間の限界を知る
さて、そのフィリピンの講師の女性ですが、
「実は、人に親切を心掛けながらも、醜い自分の心が出てきて、苦しいんですよ」と告白されました。なんと真面目な人でしょうか。
実際に実行してみると、そういう心が見えてくるんですよねー。
正直、そのようなことで苦しんでいる人に、人間の知恵では解決できません。
「そうでしょう。人間である限り、限界がありますからね。だからこそ、お釈迦さまは、その自分の心を見つめる教えを教えておられるんですよ」
という話をしましたところ、
日本に伝わる教えに関心を示されたようでした。
私の方こそ、素晴らしい人が海外にたくさんおられるんだと実感した時間でした。
続けて書いてゆきますので、また、いらしてください。
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