英会話習得に関しての記事を書きます。英会話習得に関心の無い方は、創意工夫の一つの考え方としてとらえていただければありがたいです。
英語脳は英会話習得に欠かせない
さて、英会話の習得には、英語脳を育成する必要があります。「英語脳」って聞いたことの無い人もおられるかも知れませんが、英語だけを使って思考する脳のことです。
私も最初はあまり理解していなかったのですが、言語というのは、その人の思考を進める最も強力なツールの一つです。私達は色々なことを覚えたり、考えたりするのを無意識のうちに日本語を使って行っています。
例えば、ある日、「共創」という言葉に接したとします。そうすると、メーカーと消費者が同じ考えを共有しながら、新しい商品を生みだそうとしているのかなとイメージが湧くと思います。
実は、頭の中では、「共同」とか「創造」とか、「商品」とか、「企画」とか、様々な日本語が頭に思い浮かんでいるのではないでしょうか。そして、それらのイメージをつなぎ合わせて、先ほどの「メーカーと消費者が同じ考えを共有しながら、新しい商品を生みだそうとしている」のイメージに至るのではないでしょうか。
これは、まさに、日本語で物事を考えている状態です。
英語脳とは、それの英語版ですね。物事を英語だけで考えることです。「共同」とか「創造」とか、「商品」とか、「企画」とかの代わりに、「co-working」「creation」「products」「planning」という英語で考えてゆく感じです。
英語脳が育つと
英語脳が育つと、どういうことが起こるかといいますと、英語で夢を見るようになる。表現したい言葉が空から降ってくる。考える前に英語が先に口から飛び出す。というようなことが起こります。自分自身がびっくりする瞬間ですよね。
英語がしゃべれない時には本当に憧れる状態ですし、そんなことホントに起こるのかなーとなかなか信じられないものではあります。
私が英語脳を実感した瞬間
私も、最初の頃、アメリカ人と話をしていて、「お前の好きな歌手は誰か?」と聞かれたことがあります。その時、宇多田ヒカルと答えたかったのですが、宇多田ヒカルの顔や、歌の曲は思い浮かぶのですが、どうしても、「宇多田ヒカル」という言葉が思い浮かばなかったことがあります。頭が英会話モードに入っていると、日本語とは違う場所で動いているのではないかと実感した瞬間です。
英語脳が育ってゆく段階では、これまで生きてきた日本語の脳とは全く違った脳が出来てきているように思います。
それが、十分に育つまでは、これまで日本語で考えていたことが思い浮かばなかったり、思い浮かんでしまうと逆に英語が口から出なくなってしまうという現象が発生するものです。
英語脳は壊れやすい
しかしながら、実は、英語脳は、十分に育つまでは日本語脳にとっては異物なので、全力で壊しにかかります。英語脳は実に壊れやすいものですので、大切に育てる必要があります。
英語脳がある程度育ってくると、これまで日本語で考えてきた考えを英語脳と共有することができるようになります。そこまでは、日本語脳は英語脳を壊してしまうことを十分に理解することが大切です。
英語脳をどうしたら育てることができるかということについては、次回以降に書いてゆきます。
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